ウメ日記

アラフィフ独身 攻撃力はあるが防御が弱い 鋼の心臓探索中

アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を(フランス版)

 

ウメです

 

 

昔に見た映画ですが

なぜか突然見たくなったのでGEOへ行ってきました

 

この映画は有名すぎるので

ストーリーの説明は不要かと思いますが

 

 知能に障害を持つシャルル

 自分の知能が低い事に気づいていて、賢くなりたいと毎日思っている

 そんな彼に新薬の治験の話がくる

 

 その薬を投与されたネズミのアルジャーノンは

 難解な迷路を迷う事なくすすめるようになった

 

 賢くなりたいシャルルは

 治験者になることを承諾する

 

 毎週投与を続けたある日

 職場でシャルルは知能の低い自分をバカにする言葉を聞き

 せつなくて涙を流す

 

 治験の担当者は言う

 「自分の悪口に気づいたのは、知能が上がってきた証拠だ」

 

 毎日気づく何かが増えていく

 これはシャルルの人生にとって永続的な変化となるのか

 一時の夢か・・・

 

(この下の感想にはネタバレあります)

 

 

 

 

 

■感想■

私は原作の小説を読んでいたので

映画は絶対見ない事にしていた

感動しすぎて、これを映画で表すのは無理だと思ったし

もしできたとしても辛くて見れない、と思ったからだ

 

小説では、彼の名はチャーリーですが

ここではフランス版のシャルルのままでいきます

 

小説の演出が秀逸すぎてゾクゾクしながら読んだ

治験者になってから、毎日日記を書くように言われたシャルル

不慣れな様子で綴るひらがなだけのへんてこな文章

このシャルルの日記形式で物語が進んでいく

 

ひらがなの誤字だらけだった日記に漢字が混じり始める

 

 

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

 

ですよ、ほんと

日記だけで賢くなっていくのがじわじわ分かる

すごい演出・・・(*´Д`)ハァ

 

 

では、映画に戻りまして、

映画では「感情」と「身体」の変化というところで見せていた

脳に障害があると、視力が悪くなったり、体を動かすのが難しかったり

脳以外の部分にも影響があるのだと、学んだ

投薬が進むにつれ、言語や思考だけではなく

視力が良くなったり、体の動きがスムーズになったりと

ピアノが弾きこなせるのはちょっとやりすぎな感もあったが・・笑

 

私が今回みたのは2006年のフランス版

シャルル役の俳優さん(ジュリアン・ボワッスリエ)がすごく良かった

障害のある方の演技は難しいと想像するが、

誇張しすぎず、動きや目線の移動など本当に上手だった

 

投薬が成功し、シャルルのIQはMAX190にもなる

 

心は子供のままで体は大人

これならトムハンクスの「ビッグ」みたいに楽しくなりそうだが

 

心は子供のままで知能は天才、体は大人

これはキツい・・

情緒的なところがまったく育っていないので

人間関係など築けるはずもなく

シャルルはなかなか素敵な見た目の男性なのだが

恋愛もどうしていいのか分からない

 

知能が高くなりすぎて心がついていかない

高速で脳内が回転していて、その脳内が生み出したものを

「心」が理解できない「感情がわからない」だからイラつく

 

今、彼女が僕の隣にいるのは、頭のいい僕だからだ

本当の僕を知ったら彼女は離れていってしまうだろう

 

本当の事は話せない

僕の本当の事を話せば終わりだ イラつくイラつくイラつく

 

何を食べてもおいしくないし

なんだこの味付けは!!

 

イラつくイラつくイラつく!!!!!

 

この後どうなっていくのか知っているから

もう見るのやめようかと本気で思った・・( ノД`)

 

 

この物語が伝えたかったことは何なのか

フィクションならば、シャルルは幸せにくらしました、で終わらせても

良かったのではないか?

知能が高くなった世界を見せておいて、また元に戻ってしまうなんて

あまりにも残酷な最後だ

知能が下がっていくと理解した時に

シャルルが自殺をした方がまだ優しい最後だったように思うし

この流れからするとそうなるだろう

 

だが、シャルルは死ななかった

彼は知能が下がっていくことを選んだという事だ

 

なぜ?

昔の自分をあんなに恥じていたのに

 

 

知能が高くなった時にシャルルが言った言葉

 

「昔の自分には心があった」

 

 

 

これがこの映画が伝えたかったことなのかと

私は理解している

 

 

 

 

追記

アルジャーノンに花束を」はSFとしてジャンル分けされている事が多い

いつかノンフィクションになる日がくるのだろうか・・・

 

 

と、思っていたら あった

アルジャーノンに花束を」の世界を実際にやっている

マジか・・('Д')!!!!!

私の敬愛する岡田斗司夫さんが紹介してました

 

チョモランマレベルの積読本とやらなくてはいけない勉強ににらまれて

購入に至っていないが、絶対読もうと思っている1冊

 

 

私の前に

良かったら皆さん読んでみてくださいませ

 

 

では、よい休日を

 

 

ウメ

 

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