巨大物 VS 廃墟
仕事から戻りました。
ウメです。
人に合う営業が億劫だったので、
消極的にポスティングをしました。
人様の玄関先まで無断で近寄っていき、コソコソと投入する。
この作業すら後ろめたく感じる私は、本当に営業向きではないのです。
最近のポストは随分オシャンティーに出来ていて、どこをどうすれば投函
できるのか分からず、３秒チャレンジしても分からない場合は撤退する、という
コソ泥のような行動を重ねています。
この営業活動は一体いつ終わるのでしょうか・・。
というか、終わるのでしょうか・・。
ポチポチ外を歩いていると、巨大な団地が出てきました。
プロフィールにあるように、私は巨大j建造物に恐怖を感じる変な体質です。
心臓がバクっとなりました。
そこにある、と分かっていても怖いのに
角を曲がったら 突如ドン！ という登場の仕方が一番心臓にきます。
しかもその団地は解体されるようで、窓はすべて取り払われ、鉄の柵が
ところどころに残っているような廃墟状態です。
取り払われた窓の奥に見えるのは真っ黒く切り取られた虚無な空間で、
それが等間隔に並んでいます。
廃墟は好き。
というこれまた変な体質の私は
巨大物におびえながらも廃墟には心惹かれるという混乱状態・・
となりそうですが、圧倒的に巨大物恐怖の方が勝っているので
不気味な巨大建造物ということで、怖さが1.5倍くらいになりました。
でも見る。
巨大物恐怖症の方は分かってもらえると思いますが、
怖いくせに見るんです。
むしろ積極的に見に行き「怖っ」を楽しみます。
お化け屋敷に入る人の心理に近いのかもしれません。
それにしても巨大建造物が怖いとは我ながら意味が分かりません。
勿論言っても誰も分かってくれません。
倒れてきそうで怖いとか、そういう物理的な怖さではなく、
精神的なものです。
前世で何かあったのではないか？と友人に言われました。
前世占いをして「岩」と言われた人を知っています。
私は知りたくありません。
今から少し勉強をします。
集中したいときには雨の音が最高です。
それでは良い宵を。
ウメ
