ウメです
他者理解を深めるために読みました
定型発達、非定型発達、グレーゾーン等
以前「うつ病」がカミングアウトしやすくなった時と同じように
「発達障害」が現在そうなっているように思う
しかし、好き勝手にやる免罪符として都合よく「自称」する人もいそうだ
この辺は素人には判断は難しいので
一般知識として押さえておく程度に。
■覚書■
◇ADHD
・ADHD三大特性 「多動・衝動」「不注意」「傷つきやすさ」
・興味のない事は聞いていられない
・視覚情報(紙に書く、図で見せる)の方が伝わりやすい
・怒って言う事をきかせようとするのは逆効果
・気分が態度に直結しやすいので、ゆっくり(段階を踏んで)誘導す
・じっとしていられない
→無理矢理おさえつけず、窓ふきやお手伝いなどで体を動かさせる
・ミスが多いが、本人が一番自覚して苦しんでいるので怒らない
・マインドワンダリング(目の前の事から意識がはなれてあれこれ思いを
巡らせてしまう)におちいりやすい
・片づけられない 汚部屋
◇ASD
・ASD三大特性 「コミュニケーション障害」「同一性の保持」「感覚過敏」
・「調子はどうですか?」「ちゃんとして」などという曖昧な言い方が苦手
・思い込みから直球で答えるため、相手を傷つける 言葉の裏を読めない
・言葉を素直に受け取るので皮肉が通じない
・心地よくいられる場所が頭の中にあり、苦痛を感じるとその世界へ逃避する
・集団行動からはみ出して好きな事をしているときは無理に従わせない
・自分の仕事以外はやる必要はないと考え、悪気なく手伝いを拒絶する
→論理的に手伝って欲しい理由を説明する
・記憶力がいいので、過去の嫌な記憶のフラッシュバックに苦しむ
→「考えすぎ」「気にしすぎ」「元気出して」の声かけはNG
共感してしっかり聞いてあげる 良い部分を伝えてあげる
・ささいな点が気になって時間がかかる
・味覚や臭覚などが過敏なせいで強い偏食傾向がある
・聴覚過敏により大きな音が怖い
◇両方にみられる特性
・発達性強調運動症(DCD)
目や手足など体の複数の部位を協調させて動かす協調運動ができない
右手と右足が一緒にでてしまったり、全体的な体の動きがぎこちない
・仕事が終わらない
→ASD・・・優先順位がつけられなくて固まってしまうのが原因
→ADHD・・色んな仕事に次から次へと手を出してしまうのが原因
・時間的見積り能力の低さ
着替えに10分かかると見積もるが、実際はのんきにしてたり、混乱
したりで3倍くらいかかってしまう
◇発達障害の二次障害の一例
※パニック障害・・本能的な危険を察知する偏桃体が活動しすぎて
必要もないのに戦闘態勢にはいり、呼吸や心拍数を
増やしてしまう。パニック発作
(ウィキペディアより)
※強迫性障害・・・不合理な行為や思考を自分の意に反して繰り返す
強迫神経症(ウィキペディアより)
※社交不安障害・・愚かに見えないか、場に合っていないのでは、と
他人に辱められることに強い不安を感じる
(ウィキペディアより)
※パーソナリティ障害
大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が
苦しむ。認知、感情のコントロール、対人関係といった
種々の精神機能の偏りから生じる(厚生労働省より)
※摂食障害・・・・拒食症、過食症
これは周りに理解してもらわないと
本人かなりしんどいな(-_-;)
ADHDは13年間で約15倍
ASDは6.5倍に増えているらしい
メジャーになったので来院数が多くなったのが主な原因だろうけど
以前から当然あったハズなので
ちょっと変わった人と思ってたあの人は、とか
小学校の時のあの子は、とか 何人か思いあたるな。
知らない事が世の中には多すぎる
ということで、また
ウメ